本来であれば新緑の園庭に元気な笑い声と友だちと走りまわる子ども達。
方や母恋しくて泣き止まない年少さんを片手で抱きかかえ、もう一方の手で不安そうに下を向いている子の手をひく先生。そのすべてが4月の「当たり前」の光景であり、一日いちにちを追うごとに泣き声が笑い声に、下を向いていた子が色々な所に興味を持ち、辺りを見回すようになるんです。
ところが、始業式・入園式を済ませてからの臨時休園、今年の4月は当たり前ではないカタチでのスタートとなってしまいました。このような状況ではありますが、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
いつもより静かな園内には鳥の鳴き声が良く響いています。
そして、園庭の木にはキツツキの仲間が巣作りをしたようで、幹には奇麗な円穴が出来ています。大人の胸位の高さにできた穴、子ども達がいたらこんな低い場所に作らなかったかもしれないですね。皮肉なことに小鳥にとっては好都合に。早く年長の子ども達に見せてあげたいと思う今日この頃です。
園庭の桜も新緑に覆われ、ハナミズキは上を向いて花を咲かせています。
4月10日