こいのぼりと夏野菜、その心は…

 

1日の昨日、年長児で相模川のこいのぼりを見に行ってきました。

約1200尾が一斉に泳ぐ様子は何とも力強く壮大です。

 

 

大きいものは10メートルもあることやワイヤーの長さが250メートルであること、寄贈者の氏名が書かれているものがあったりと数や大きさ、長さや書かれている文字など年長児ならではの「気になる!」を刺激していました。

 

 

園では、新入の年少さんも大分生活リズムが身に付き元気に遊びまわっています!

(遊びまわりすぎてなかなか保育室に戻ってきてくれないなんてことも笑)

 

第二園庭では夏野菜の苗を植えました。

 

 

キュウリの特徴的な葉っぱの感触を楽しんだり根っこの白いヒゲを不思議そうに覗き込む子がいたり様々です。

 

さて、今年度より幼稚園教育要領の改訂に伴い

「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」が示されました。

その中の「数量・図形、文字等への関心・感覚」これは遊びや生活の中で、数量や図形、標識や文字などに親しむ体験を重ねたり、標識や文字の役割に気づいたりし、自らの必要感に基づきこれらを活用し、興味や関心、感覚を持つようになる”と示されています。これってまさに今回のこいのぼりで年長児が見せた「気になる!」ですよね。

 

また、「自然との関わり・生命尊重」という項目があります。

自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、好奇心や探究心をもって考え言葉などで表現しながら、身近な事象への関心が高まるとともに、自然への愛情や畏敬の念をもつようになる。これもまた、第二園庭で夏野菜の栽培を試みたり、たけのこの生長観察など自然物の面白さへの気づきであると考えます。

 

と、少しきれいにまとめすぎたかもしれませんが…

何かを「教え込む」のではなく子どもが主体的に望むことによって、このような育ってほしい姿は創られていくのだと、実際身近に子どもと過ごしていると実感するのです。

 

最後に、第二園庭で見つけたかわいい子の写真です❀

(苦手な方は閲覧注意)